2017年9月28日

魔王を討伐するならこの保険に入っておくべき

みなさん、RPGは好きですか?

 

RPGとは、「ロール・プレイング・ゲーム」のこと。
諸説はありますが簡単に説明すると「戦闘を通じてキャラクターが成長していく、ストーリー仕立てのゲーム」です。

子どもの頃、勉強をせずにゲームをやり込み、大人になった今でも徹夜でプレイして翌日の仕事に響いてしまう……なんてRPG漬けの人生を送っている人も多いのではないでしょうか。

筆者も上記のような毎日(最近は特に)を送っているのですが、ふとひとつ疑問に思ったことがあります。

世界をまたにかけ冒険をする勇者一行は、道中、魔物からダメージをくらったり、旅を共にした仲間が死んでしまったりと、様々な災難に見舞われていますが……

仮に、RPGの世界に「保険」というシステムがあったらどうなっていたのでしょうか?

今回はそんな疑問を答えてもらおうと、au損害保険 今井さんとライフネット生命保険 松浦さんにお話を聞いてみることにしました。

RPG好きのみなさんも、そうでない方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!



au損害保険 今井康智さん(左)とライフネット生命保険 松浦勉さん(右)。推定年齢34歳前後。完全なるRPG世代です。

さて、保険のプロのお2人に、どんどん疑問をぶつけてみましょう。


■Question1 
魔物に“混乱する魔法”をかけられた仲間が自分を襲ってきた!はたして損害保険はおりるのでしょうか?



今井さん
そもそもの前提ですが、RPGの世界では
人間と魔族が戦争していますよね。

今井さん
実は・・・この時点でもう、戦争ゆえ保険がおりる可能性が低いのです。

自分から殴りかかって戦闘が始まる場合も、免責になってしまいます。なぜかというと「戦争の被害は民間の保険会社では到底補償できない」のと「負けたら国がなくなる可能性もあるので、補償を約束できない」から。

au損保も含め、日本の損害保険には「戦争による被害に保険金は支払わない」と記載されているはずです。

しかも、今井さんのお話によると、戦争中と判断されるため戦闘中は保険がおりないうえ混乱魔法がかかっている状態は「心神喪失」と捉えられ、免責になってしまうそうです。



松浦さん
あと、勇者たちは、魔物たちに混乱魔法をかけられる可能性があることを知っていますよね。

それなのに、同じ条件で冒険している仲間に対して「殴りかかったから金払え」っていうのは、おかしな話です。

たとえば、サッカーの試合中に足を蹴って怪我をさせてしまった時も、故意にやった場合など、よほどのことがない限りはお金を払わないですよね。

ちなみに、自分から混乱魔法をかけてパーティーを傷つけるのは「故意」になるのでやめましょう。

■Question2 
魔王の呪いにかかり仲間が犬にされてしまった!今後どんな保険をかければいいのでしょうか?

今井さん
飼い主か町の人に、ペット保険をかけてもらいましょう。ただ、犬のままでずっと生きて行く前提でなければ入れませんが・・・。

もし、ずっと犬のまま生きる覚悟があるのでしたら、au損保のペット保険なら、写真を撮って申し込んでいただければ加入できます。たとえば、ペットならではの怪我や病気、手術の際に補償をしてくれます。

とはいえ・・・何かの鏡などの“人間に戻ることができるアイテム”を使って人間に戻った場合は保険の適用外になってしまい、その時点でペット保険は効力がなくなってしまうので注意が必要です。

■Question3 
旅の途中で父親が死んでしまった。もし保険をかけていたら、どれくらいのお金が手に入ったの?



今井さん
前提のところでお話しした通り、損害保険では「魔物との戦争中」と判断される場合、保険金を手にするのは難しいかと思われます。

しかし・・・たとえば、「自分(勇者)が魔物に誘拐され、父親が助けに来たところ、残念ながら父親が魔物に殺されてしまった場合」などは、戦争ではないので生命保険は適用されるのではないでしょうか?

松浦さん
金額を指定して生命保険をかけていれば、免責事由に該当しない限り、被保険者が死亡時に保険金が支払われます。

免責事由はたとえば保険金受取人(この場合は仮に勇者と想定)が故意に被保険者(父親)を死亡させた場合などですね。

au定期ほけん」なら最高額1億円をかけることができるので、前出の誘拐のケースなどでは、勇者が誘拐される前に父親が保険に入っていれば、勇者もその先の人生に困ることはないでしょう。

今井さん
ほかにも「育英費用補償」という制度があります。
これは万が一保護者が突然の不幸に見舞われたときに、子供が生計を立てられる成人になるまで、生活費・学費用に決められた一時金が支払われるものです。

たとえ誘拐後に幼い勇者が魔物のもとで奴隷として働かされても、保険をかけておけば立て直しができるかもしれません。

また、勇者が住む国とは別の国で起きた戦闘に偶然巻き込まれた場合は「海外旅行保険」の適用対象でとなり特例措置を講じることもあります。

しかし戦場に自ら渡航した場合は、海外旅行保険も使えません。この違いは注意して欲しいところです。


さらに、RPGの世界でよくあるリスクについて聞いてみます。

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RWiTERRWiTERこの記事を書いた人

長橋諒

1989年生まれ、東京都昭島市出身。アパレル販売員を経てWebライターの世界に。中島みゆきと中村一義が好き。

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